金沢医科大学医学部化学の傾向と対策!(D組講師 若原 周平先生)

2025.09.17
金沢医科大学医学部化学の傾向と対策!(D組講師 若原 周平先生)

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金沢医科大学化学(2024年度/一般)-入試情報

出題形式

選択肢

試験時間

45分(理科2科目90分)

難度(5段階)

2.3(やや優しい)※

分量(必要時間)

50分(やや多い)※

合格に要する正答率予想

75% ※

大問数

1問

出題内容

物質の構造 (結晶格子) , 金属元索, 化学量, 酸塩基, 酸化還元, 芳香族化合物

求められているもの

スピード勝負。簡単な問題の解法を素早く思いつき、早く正確に計算できる学生。

※ 難度、分量、合格正答率は講師コメント・編集部推定。

今月は医学部専門予備校D組化学科講師の若原周平先生に金沢医科大学化学の入試対策をお聞きしました。

安定したマークシート形式と幅広い出題範囲

若原周平先生よろしくお願いいたします。早速ですが近年の金沢医科大学の化学には特別な傾向はありますか。

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試験では例年マークシート形式による小問集合形式の出題が中心となっており、理論化学・無機化学・有機化学の全分野から幅広く出題される傾向があります。問題の難易度は,基礎~標準レベルが大半を占めており、特定の細かい知識を問う、やや難度の高い設問が一部含まれることもあります。
基礎を盤石にし、出題形式に慣れておくことで安定した得点が狙えます。
焦らず着実に準備を進めましょう。

大学の意図:勤勉さを評価する

若原周平先生としては,その傾向にはどういった大学の意図が現れていると想像されますか。

例年,出題傾向や難易度に大きな変化がなく、安定した形式で出題される傾向があります。きちんと学んできた受験生に対し適切に点数を割り当てようとする大学側の意図を感じます。反復練習をこなすことで,金沢医科大学の問題は得点が安定してきやすく,正しく対策をした受験生の勤勉さを得点の差として評価できるようにしているのだろうと考えます。

合格への道:基礎の反復とアウトプット練習

現在,まだ合格水準に足りていない受験生が金沢医科大学医学部の合格水準に達するための努力としてはどういったものが考えられますか。

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まずは教科書の章末問題や,教科書準拠問題集の基本問題から丁寧にやりこなすことが必要です。わからなかった問題は,自分で解答の解法が再現できるよう流れをしっかり追ってノートに記しながらアウトプットしてほしいです。全国模試などを利用し自らの実力を客観的に分析し,あぶり出した苦手分野から順に演習することも有効です。

合格者の特徴:勤勉さと丁寧な学習姿勢

これまで金沢医科大学医学部に合格してきた受験生にはどういった特徴がありましたか。

上記の勤勉さがもともと身についていたまたは、身につけてもらった生徒さんばかりに思います。基本から丁寧に学び自分の知識として蓄えその理解を正しくアウトプットできるまで演習に励む姿勢は,受験生が医学生となった後も人生を豊かにするものだと確信しています。

試験当日の心構え:自己暗示で気持ちを高める

金沢医科大学医学部の入試当日に気を付けてほしい点はありますか。

入試本番では,様々な不安や緊張が襲っていることもあります。襲ってきてもこなくても自分はできる!解ける!やれる!と強くより強く念じてください。つぶやいてください。気持ちを高めきってください。今までの自分の学びに自信があろうがなかろうが,ここでは関係ありません。やれる!やれる!やれる!念じてください。自らを高め,全身全霊で目の前の問題にぶつかってください。

受験生へのエール:日々の小さな変化が未来を変える

受験生に熱いメッセージをお願いします。

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 まだまだ気温の高い日々が続いていますが,いよいよ夏が終わろうとしています。ここから日が短くなり、入試本番が日に日に近づいていることが強く感じられ,慌て出してしまうかもしれません。なかなか勉強が手につかない,もうだめだ…なんて思うかもしれません。こんなときこそ,あえて机に向かって教科書や問題集と向き合ってみてください。どんな状況でもまずは、少しでもやってみてから判断する。この姿勢は,皆さんの現状を確実に良いものにすると私は考えます。日々の小さな変化の繰り返しでその先の未来が大きく変化します。皆さんの受験が,最高の結果を迎えるよう心より応援しています。

夏を乗り切る秘訣:おいしいご飯と筋トレ

最後に若原周平先生の「夏を乗り切る秘訣」を教えてください。

おいしいご飯と筋トレです。心身の健康なくして,この灼熱の日本の夏は乗り切れません。強く,丈夫に,たくましく!気張っていきましょう。

なるほど,若原周平先生ありがとうございました。引き続きD組の医学部受験生たちにも熱意あるご指導をよろしくお願いいたします。

医学部専門予備校D組では現在の成績に関係なく10人程度の少人数クラスで若原周平先生の化学の対面講義を受けることができます。少人数制だからこそ可能なきめ細やかな指導と、質疑応答の時間を豊富に設けることで生徒一人ひとりの理解度を深め、着実に実力アップを目指します。さらに、アットホームな雰囲気の中で周りの生徒と切磋琢磨しながら学ぶことができるのもD組の魅力です。

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