福岡大学医学部英語の傾向と対策!(D組講師 野澤 翔吾先生)

2025.05.01
福岡大学医学部英語の傾向と対策!(D組講師 野澤 翔吾先生)

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福岡大学医学部英語(2024年度/一般)-入試情報

出題形式

選択肢、論述

試験時間

70分

難度(5段階)

2.9(標準)※

分量(必要時間)

74分(やや多い)※

合格に要する正答率予想

74% ※

大問数

5問

出題内容

英文和訳、長文読解、英文法問題、発音・アクセント、整序英作文問題

求められているもの

英文和訳問題や英文法問題、整序英作文問題では、英文法や語彙の正確な理解に基づいた応用が求められている。知識の詰め込みではなく、習得した知識を場面に合わせて活用することのできる学生を求めていると言えるだろう。

※難度、分量、合格正答率は講師コメント・編集部推定。

今月は福岡大学英語の入試対策について、医学部専門予備校D組英語科講師の野澤翔吾先生にお聞きしました。

奇問難問が少なくオーソドックスな出題

野澤翔吾先生よろしくお願いいたします。早速ですが近年の福岡大学の英語には特別な傾向はありますか。

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試験時間70分に対して大問5題の構成です。特徴としては和訳問題と発音・アクセント問題が出題されています。特に受験生が苦手とする発音・アクセント問題は日々の努力が反映される問題といえるでしょう。全体として難問や奇問は少なく,時間配分も厳しくはなく,良問揃いなので高得点を目指せる問題です。

学力だけでなく多様な資質を測る出題

野澤翔吾先生としては,その傾向にはどういった大学の意図が現れていると想像されますか。

総合大学の医学部に現れる特徴として,奇問が少なく,大半が基礎・標準問題で構成されています。「これまでに培われた基礎学力、活動や経験を通じて身に付けた能力、資質、学ぶ意欲などを、多面的・総合的に評価する多様な入学試験を実施します。」とアドミッションポリシーにもあるように,きちんとした学力を測った上で差が出る問題を出題していると考えられます。

英語への向き合い方

現在,まだ合格水準に足りていない受験生が福岡大学医学部の合格水準に達するための努力としてはどういったものが考えられますか。

長文読解では内容一致問題のみの構成できちんと文意を読み取り,正解の選択肢以外も根拠を持って消去法を使っていくことを推奨します。
和訳問題では文法上の重要構文を問われることが多いので,単語力だけでなく文法力も抜けなく網羅的に伸ばしていく必要があります。そうすると択一式の文法問題や整序問題も確実に高得点を狙っていけるでしょう。
発音・アクセント問題の対策としては,日々の単語帳を利用する際に発音やアクセントまで確認しながら覚えていくことが重要です。そのうえで入試直前に,和製英語となっているもののように日本人が間違いやすかったり勘違いしやすかったりする単語をピックアップしていくとよいでしょう。一般的な文法問題集でも発音・アクセントなどの項目があるので最後の確認として利用するのもよいでしょう。

求められているのは腰を据えて堅実に勉強する学生

これまで福岡大学医学部に合格してきた受験生にはどういった特徴がありましたか。

深い知識があまりなく,まだ難問には対応できていないような学生でも,基礎学力が広くそろっている学生は合格しやすい傾向にあります。特に合格者の共通点といえば「努力家な性格」でしょうか。いままでの合格者には多浪生や再受験の学生がそれなりにいました。

難しい問題に出会ったときに

福岡大学医学部の入試当日に気を付けてほしい点はありますか。

これは福岡大学のみならず入試全体に言えることなのですが,難しい問題や手が止まってしまう問題に出会った場合には,落ち着いて次の問題に移るということです。全ては総合点であり,他の基礎~標準の問題をしっかり取れば必ず合格します。

なりたい自分に

新学期を迎え受験勉強を本格的に始める受験生に熱いメッセージをお願いします。

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来年も今頃には「なりたい自分」になれているでしょう!
今日もがんばった君はかっこいい!
明日もがんばる君はもっとかっこいい!
毎日がんばっていく君はめちゃくちゃかっこいいよ!

野澤先生の好きなアーティスト

最後に野澤翔吾先生の好きな音楽を教えてください。

Mr. Childrenですね。
中1で虜になり,いまだにファンです。

受験生に対するメッセージを送ります。
「長く助走をとった方がより遠くに飛べるって聞いた♬ 」(星になれたらより)

なるほど,野澤翔吾先生ありがとうございました。引き続きD組の医学部受験生たちにも熱意あるご指導をよろしくお願いいたします。

医学部専門予備校D組では現在の成績に関係なく10人程度の少人数クラスで野澤翔吾先生の英語の対面講義を受けることができます。少人数制だからこそ可能なきめ細やかな指導と、質疑応答の時間を豊富に設けることで生徒一人ひとりの理解度を深め、着実に実力アップを目指します。さらに、アットホームな雰囲気の中で周りの生徒と切磋琢磨しながら学ぶことができるのもD組の魅力です。

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